2022年6月24日金曜日

こども食堂について(今日は真面目なお話:長文)

 KUKULUホテルでは、「木更津UFOこども食堂」と名したこども食堂を開催しています。










日頃よりお世話になっている「木更津みなと口こども食堂」さんのご協力を得て、何とか開催しております。

木更津市内でも、こども食堂が現在10か所になったそうです。

(ウチは8か所目でした)

市内第一号が「みなと口こども食堂」さん。

ご近所にある證誠寺(しょうじょうじ)さんを拠点に開催していらっしゃいます。


私個人が、もともとこども食堂には興味があったことで、一度、みなと口の代表者さんにご挨拶がてら、どんな感じなのか見に行ったことがあるんです。

昨年の夏の事です。

8月の開催時期で、證誠寺さんはお盆という事でお忙しく、その開催日にお寺さんの会館が空いてないという事で、すぐそばの公園での開催でした。

その公園には東屋があり、その下で食材(その時はお弁当配布)を広げ、来訪者にお配りするというもの(ちょうどコロナ、真っただ中)。

でまぁ、その時のボランティアの方々、お弁当を受取りに来ている方々。

その公園は比較的木陰も多いんですが、それでも真夏の日中ですからね。

時間を待ちながら、公園の遊具で遊んで待ってる子供たち。


ふと思ったのが、證誠寺会館が使えないんだったら、その時くらいウチ使っても構わんのにな。。。。ん?そういや、この子たちって中々高い場所から木更津の街を見る事って無いよなぁ?ってこと。

KUKULUホテル9階の展望フロアの景色って、大人でも「おぉ~~w」と言っていただける眺望ですから、それを地元の子供たちにも見せてやれるんじゃないかと。

最近では、木更津でも高層マンションが建ってきましたが、それはそのマンションに住まないと見れませんからね(笑)

意外と高層階で自由にできる場所って無いんですよね。

でまぁ、展望レストランなら両方が一挙に叶うはず。

後日、みなと口こども食堂の代表Yさんに「何回かの開催のうちの1回をウチを使ってみては?お食事なんかもウチでお出ししますし。」と相談させていただきました。

まずはYさんにご足労頂き、見て貰いました。

すぐにYさんも話に乗っていただけて、というか、むしろ別なこども食堂として立ち上げた方が良いのではないかとご助言いただきました。

そういわれても、コチラはなんのノウハウもありませんからね💦

そんな経緯から、未だに「みなと口こども食堂」というか、Yさんに‟おんぶにだっこ”で開催しているんです (笑)

「木更津UFOこども食堂」と命名していただいたのも、Yさん。

だから、みなと口こども食堂の分家みたいなもんですw


現在、予約制での開催の為、募集や抽選、名簿作りなど一切合切をYさんがやってくれてます。

ウチは開催日に、料理作って出すだけw これって、普段の営業と何ら変わりません。メニューが固定されているだけw


長年の経験を持つYさんですので、あちこちでお話もしていただいているようです。

最近では、社会福祉協議会の会報でこども食堂が取り上げられ、我がUFOこども食堂も掲載していただきました。

そんなこともあり、「こども食堂やってるんだって!?」とか、「なんで、こども食堂なんてやり始めたの?」と聞かれることが多くなってきたんです。

ぶっちゃけ、イチイチ説明するのめんどくさいです💧

「そそ、私が良い人っぽく見えるじゃん?!」と答えることにしています (笑)


ちょっとまぢ話をすると実際に開催してみて、思っていた部分とズレは大きいです。

なかなか難しい部分も含んでいて、こうして文章にするのも難しいのですが・・・このコロナ禍で家計が厳しくなっていたりする方も多いと思うんです。

「シングルマザー」ってよく例えとして出されますが、お子さんが小さいと就業もなかなか大変だと思います。就業できる時間が少ない=収入も少なくなる。当たり前と言えば当り前なんですが、そこに現実として生活はあるわけですからね。

★少ないが収入の範囲で何とか生活は成り立っている。

★収入が少なく生活が成り立たない。

どちらのパターンでも厳しいことに変わりはなく、仮に家族で1食分家計が浮いたら・・・。

生活保護制度なんてものも日本にはあります。

良くは判りませんが、古い法律に縛られて、古臭い慣習・ルールで運用されているため、それらを受けにくい部分もあるようです。

※ 自動車はぜいたく品だから、原則所有不可など。

コロナの影響もあってか、国や自治体などでも様々な支援策を打ち出しているようですが、そういった窓口に相談しない限り、なかなかその支援策ですら知らないってこともあると思われます。(これは行政の怠慢だと思っています)

日本人の気性というのか気質というのかわかりませんが、そういったものに頼ることを否定する要素って持っていると思っています。

個人的には、そういう制度があるんだから使えるものは使ったら良いと思いますがね。(それを悪用するのは話が違います)

それらは基本的には親(大人)の問題で、こどもには関係ありません。

子供は何の罪もないんです。

でも、極端な例ですが・・・子供の世界って残酷で、「お前んち貧乏~~!」的ないじめ問題にも発展しちゃったりする可能性もあるわけです。

だから、こども食堂では「誰でもいいから食べに来てね♪」とするわけです。

すると今度は、その「誰でも良いから」が問題になってくる部分もあります。

ウチのようにレストランの客席数は決まっていますし、コロナの問題もあります。

まだ多くのこども食堂が会食を中止していたりします。(食材配布で対応)

で、やむなく応募してもらって、抽選という形式をとらざるを得ません。

開催日には、「楽しく家族で無料同然でランチを♪」という図式が出来上がります。

無作為の抽選ですから、偶然にも、「来訪者全てのご家族が何ら生活に困ってることはない。」ってパターンも起きます。(真相は判りませんが)

困っている人も、困ってない人も混合しているから、それがカモフラージュになるってことも理解はしています。頭では理解していても、モヤモヤする事もあります。

こども食堂の大先輩であるYさんは、コチラのその心情も理解していただけるので、正直、それでストレスが解消される部分もあります。

個人的には、常設のこども食堂としてやっていけたならとも思います。

いつでも子供には無料提供・・・みたいなね。

でも、それは簡単な事じゃありません。

弊社だって、基本は営利を目的とした企業です(ちっさいですけど)。

レストランの食材ロスの解決策としても、こども食堂は有効になるのも確かなので、大義名分はあるんですが、常設となるとね💦

食材ロス問題、わずかではありますが地域貢献などと称して経費を捻出しています。


現段階では、みなと口こども食堂の方で、募金箱を用意していただき、こども100円、大人は100円以上とお願いしています。

※ 募金はみなと口こども食堂で有効に使っていただいています。


本当に困っていたなら、お金はどうでも良いんです。

でも、先述した「いじめ問題」などから、困っていなくても食べに来て良いんです。

でも、そんな方には多めの募金をしていただけたらと思います。

※UFOこども食堂でお出ししているのは、通常なら1人前1,000円程度の料金設定になります。


先述したように、弊社は企業です。だからこそ、わずかではありますが経費処理して費用を捻出できます。

しかし、みなと口こども食堂さんは全てをボランティアで賄っているんです。

代表のYさんなどは、個人的に経費負担もされているようです。


そこで、散々長い前振りをしましたが・・・


当ホテル9階 レストラン&カジュアルバーSunNonetに募金箱を設置します。

※ 後ほど、ホテルロビー(カウンター)にも設置予定。

募金箱見かけたら100円で結構です。募金をお願いします。


ではでは✋

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