ちょっと今日はディープなお話。(そうでもないけど、言ってみたいだけ)
テレビ番組やニュースなどで、事故の瞬間映像みたいなのって流れますよね。
まさにアレのお話。
先日日中、不意に警察官がやってきました。
「海方向に防犯カメラ無いですか?」という確認の為。
事務所に警察官を招き入れ、防犯カメラのモニターを見せる。
(30数台分のカメラ映像がモニターされています)
すると・・・
「あ!コレですコレ!」と一か所のカメラ映像を指さして、やや興奮気味。
当ホテルは無人対応と言いますか、フロントにスタッフがいなくとも自動チェックイン機でお客様自身に操作していただくシステムになっています。
昔はそういった形式では、旅館業の営業許可が下りませんでした。
昨今、コンピュータシステムの進化だったりと様々な背景があってでしょうが、法改正が行われ、現在は無人化が可能になっているんです。
その代わりと言っては何ですが、条件はあります。
その一つに、お客様の一連の動きを見れるようにしておきなさいというもの。
当ホテルを基準に言えば・・・・
①お客様がお車で駐車場に入ってくる。
②お車から降りて、建物に向かって歩いてくる。
③玄関から入って、自動チェックイン機にて操作をする。
④チェックインを済ませ、お部屋に向かう。
諸般の事情もあり、大幅に割愛しておりますが、そんな感じなんです。
(恐らくですが、管轄保健所により微妙に違いもあると思います)
フロントカウンターにスタッフがいるのと同じレベルで、お客様に何かあった場合に直ぐ対応できる態勢をとっておきなさいというわけです。
そういった意味でのカメラ映像と、本来の意味での防犯カメラが設置されています。
(不審者の侵入だとかという意味です)
それらすべてをカバーするためには30台以上のカメラが必要になるんですね。
で、今回の話に戻りますが、その防犯上設置した一台のカメラが偶然、その奥に海が映り込んでいるんです。
手前にピントも画角も合わせていますので、おまけ映像みたいなもんです。
そこで釣りを楽しんでいた方が落ちたという通報があって、警察の出動となったようなんです。
落ちた方は怪我をされて救急搬送。
その時にはご本人は話が出来ず、逆に警察官も事情が判らないという事でした。
ご友人と二人で釣りに来て、友人はちょっと買い物に行くと離れたんだそうです。
KUKULUホテルの前の道路って、そこそこ混雑しているんですね。
ちょうどエリクシオンさんのところの交差点の信号待ちの車が連なります。
で、信号待ちで止まっていたお車の方が、その瞬間を目撃して通報したそうなんです。
で、警察官はそれらの裏付けの為、当ホテルにも来たというわけなんですが・・・・
該当する時間帯の映像を再生。
ふらっと歩いていた人が突然、画面から消えます。
「あ!落ちた!」って感じ。
その機器の操作をしながら一緒に見てたんですが、こんなにもきれいに映るんだ!?って感じでした。
刑事ドラマやニュース番組などで、事件などがあった際に警察が周辺の防犯カメラをチェックするなんて見てたりしましたが・・・
まさか、ドンピシャでの記録を見たのは初めてです。
※ホテル業界も長いので、何度もこういう場面はありましたが、容疑者が逃走していく(カメラを通過していく)の映像などは協力させてもらったことありますが、ここまでのは初めてです。
色々な意味合いで、その動画アップするわけにもいきませんので、読んでいただいている方には不満かもしれませんが・・・😅
警察官の方もお仕事上、すべてを自分たちで確認しないといけないわけですよ。
ご友人の方が買い物行ったというのが本当なのかどうか、本当に釣りをしていた人は一人でその場にいたのか、誰かが来たという事はないのか?・・・などなど。
あらゆる可能性を想定しているんだろうなという感じ。
それらもすべてカメラ映像で事件性はなく、事故と証明されました。
あとは落ちてしまった方の怪我の回復をお祈りするばかりです。
(命に別状はないと聞いています)
連休中の驚きの場面でした。
ではでは✋
追記
実を申しますと、お怪我をされた方の安否を確認してから記事の掲載はしようと思い、下書き保存しておりました。
するとニュースでも報道されたようでしたので、記事の公開をすることにしました。
先ほど、客室の清掃のチェックでたまたま現場方向の客室に行きました所、警察官と土木事務所(?)の方々が来ていまして、穴の周囲をバリケードで囲っていきました。
強風でバリケードが飛びそうな気もしなくもないんですがね💦
その場所で釣りが禁止されているのかどうか知りませんが、結構、釣りしている人は見かけます。
小さいアジとか、今だとハゼが釣れるんだとか。(釣りの好きな従業員に聞きました)
まぁ、どうであれ遊びに来て怪我したんじゃつまらんですよ。
皆様もご注意有れ!
ではでは✋
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